重要度が高いパーツにはなるべくコストを充てる
自作パソコン制作には色々なタイプのパーツが必要となります。CPUやメモリやマザーボードは、特にパソコンのスペックを大きく左右する部分です。予算が湯水のように使えないのがアマチュアのユーザーの辛いところではありますが、それらの部品にはなるべくお財布が許す限り、潤沢なコストを充てたいところです。CPUやマザーボード等などはあえて交換や増設するのが物理的に出来ないパーツとなりますので、なるべく最新型の高スペックモデルを採用しましょう。次に電源ユニットもまた重要度が高いパーツです。電源パーツのクオリティーとマシンの寿命や平均的なパフォーマンスは比例しますので、長期間にわたり安心して使いたい方は高品質な部品を優先的に選びたいところです。反対にあくまで数年だけ使えれば十分だと割り切って自作機を組む場合なら、コストパフォーマンスを優先してみるのも一つの作戦です。
メインドライブはHDDか?SSDか?
自作パソコン制作の利点は自分で好きなパーツを、メインドライブに採用する事が出来る点です。HDDにするか、SSDにするかはユーザーの好みで決めてOKです。大量の動画や画像データなどを将来的に保存したいと考えているならHDDがベストです。HDDの方が費用対効果が良く、1TBから2TB以上のメインドライブが設けられます。一方であまりメインドライブにパソコンソフトや重たいデータを保存する機会がなく、記憶容量よりもマシンのレスポンスを優先したい場合はSSDが最適です。SSDは記憶容量こそHDDに引けを取りますが、レスポンス対応が非常に良く静穏性や耐衝撃性にも優れているので、記憶容量と費用対効果以外の面ではHDDよりも総合的に優れています。
プリント基板実装とは、プリント基板に必要な部品をはんだ付けし、電子回路として実際に働くことが出来るようにする作業です。同じ内容で、基板実装と言われる場合もあります。